どうも、FightingDogです 🙂
今回は、ギターソロを弾きまくりましたが、その中でも、前半のペンタのフレーズを紹介しました。
今まで、マイナー・ペンタに、♭5や、9thの音を加えるということをしましたが、今回も加えます。
M6thという音でございます★
まずは動画をご覧くださいませ。
動画の中でも言っていますが、このM6thという音はペンタに加えて普通に使用すると、スケール外の音となり外した雰囲気になります。
今回は、曲のキーがE(C#m)でございます。
そして、オケのコード進行で弾いてるのは、BとC#mコードです。(パワーコードで弾いています。)
この場合ペンタでソロを弾こうと考えると、キーから見て第1候補はC#マイナーペンタですね。
で、このC#マイナーペンタにとっての、M6thは、ラ#になります。
指板で見ると…
このラ#という音なのですが、キーからみると外れた音になるのです。
曲のキーEの音階を書きますと、、
<Eメジャー・スケール>
ミ.ファ#.ソ#.ラ.シ.ド#.レ#
となります。
この中にラ#音はありません。
下記でペンタの位置とスケールの位置を確認してみてください。
Eメジャースケールにない、2弦11フレットにM6thはありますね。
それで、キーEの曲は、基本このEの音階でコードが7つ作られます。
これを、ダイアトニックコードといいます。
<Key=Eのダイアトニックコード>
E.F#m.G#m.A.B.C#mD#m(♭5)
このダイアトニックコードの中に、BとC#mがあります。
このオケのリフはここから来ているわけです。
Eの音階の上でできたダイアトニックコードで作られた曲の上で、スケール外のラ#を普通に弾けば当然はずれます。
では、なぜこのラ#を堂々と弾く事ができたのか?
ここで、キーBについて考えます。
いきなりでてきましたね笑
キーは全部で12種類あるのですが、BとC#mというコードが含まれるキーは何もEだけではないのです。
「!」
もうお分かりかもしれませんが、キーBにもBとC#mコードが含まれているんです!
キーBについて見ていきましょう。
<Bメジャー・スケール>
シ.ド#.レ#ミ.ファ#.ソ#.ラ#
となります。
ラ#の音、入ってますね!
といいますか、Eメジャースケールとの違いは「ラ音」だけですね!
指板でも見ると…
そして、そこからコードがつくられます。
<Key=Bのダイアトニックコード>
B.C#mD#m.E.F#.G#m.A#m(♭5)
BとC#mが含まれています!
そうなんです、つまり、僕はここのオケのコード進行を、キーEではなくて、キーBと解釈したわけです。
キーBには、ラ#音が含まれていますので、堂々とラ#音を弾く事ができたわけです。
如何でしたでしょうか??
実際には、BとC#mの他に、AやF#mが一瞬でてきます。
AやF#mは、キーBには含まれておらず、キーがEと確定なのですが、一瞬だったり、メジャーとマイナーの区別のないパワーコードを弾いていたり、コードの順番だったりでいけるわけです。
このあたりは、自分で遊んで、遊んで経験していくしかないのですが、そんな風に弾けるという紹介でございました。
M6thは、モードのドリアンの特性音でもありますよね。
少し小難しい話になってしまいましたが、シチュエーションによって色々な解釈ができるのは面白いですよね!
で、肝心の奏法はといいますと、チキンピッキングという奏法を使っています。
これは、ピックを持っていない指(僕は中指)で、弦を弾いていく奏法です。
フレーズはこんな感じでございます。
M6thの他に、♭5や9も取り入れて、総動員させてます笑
チキンピッキングは慣れるまで難しいかもしれません。
チキンピッキングについても動画がございますので、よろしければどうぞ★
というわけで、今回の記事を終わりたいと思います。
ありがとうございました 🙂
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