おはよう、FightingDogです 🙂
おはようっておかしいですね笑
今回は、スウィープをご紹介します。
まずは、動画をご覧下さい 🙂
というか、動画で説明してしまっているのですが笑
このフレーズは、バックのコード進行と同じ構成音をスウィープ(ほうきで掃く動作に似てる事からsweep)という奏法を使って弾いてる訳です。
簡単に言いますと、メジャーとマイナーと、dim7(ディミニッシュ・セブン)ですね。
で、コードは、ディミニッシュを除いて3和音なんですね。
(ディミニッシュは4和音。)
C#mとBとA。
3和音なので、基本的な型が3つあります。
次の図でございます。
※黒丸はルートです。
※あえて、3弦までしか書いてません。
これは、全部メジャーの形なんですけど、この様に型が3つあります。
で、今回はメジャーとマイナーで運指は当然違いますが、型Cを使ってフレーズを作りました。
この型A,B,C全部なのですが、ある1音を変えればマイナーに様変わりします★
皆さん、メジャーとマイナーの違いって分かりますでしょうか?
弾いてみると、響きが違うとわかりますが、この響きの違いはある1音なのです。
その正体が、3度という音なのですね。
●メジャー→ルート+M3+P5
●マイナー→ルート+m3+P5
ね!
例をだせば、ド,ミ,ソですと、Cメジャーコード。
これが、ド,ミ♭,ソですと、Cmになります。
これは覚えておいて損はないですね。
では、型Cの3度をM3からm3に変えてみましょう。すると、
このようになります。注目すべきは、赤丸。これが3度の音ですね。
つまり、上の2つの運指でこのフレーズの9割が完成します。
実際に弾いているフレーズは5弦まで使っております。
因みに、型A,Bもこの要領で、マイナーに変換できますので、興味がありましたら自力でやってみてください。
残るは、dim7ですね。
先程書いた通り、dim7は4和音なので、基本の型が4つある…
…のですが、dim7は面白くて、その音の並びの特性上1つ覚えれば4つ覚えた事になります★
その型がこちら。
これを覚えればOKでございます。
なんでOKなのか、Cdim7コードで検証してみましょうか。
まず、Cdim7は、ド、ミ♭、ソ♭、シ♭♭(ラ)となります。
それを、図にしますと…
どうでしょうか?よく見ると、全部先程の型であり、使用している音もすべて同じですよね。
つまり2フレットずつ飛ばして、同じ型で弾いていけるのですね。
これは、ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンがこのフレーズをよく使用します。
で、もう少し言いますと、上の型全部、Cdim7であり、E♭dim7であり、G♭dim7であり、Adim7なのです。
(いやぁ、なんか数学を感じさせますね。)
これをCdim7のグループとします。
上の図で8フレットのド以外にも9(レ♭)と10(レ)もあるわけですね。
つまり、D♭dim7とDdim7ですね。
つまり、dim7は、Cdim7,D♭dim7,Ddim7の3種類しか存在しないことになる訳です。
おもしろいですね、うん。
これも覚えておいて損はないと言いますか、メジャーもマイナーもこのdimも是非この機会に覚えちゃいましょう 🙂
以上、フレーズ解説でございました。
ではでは 🙂
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