メジャー・スケールの全ポジションを覚えるための練習の仕方



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どうも、FightingDogです 🙂

前回、スケール・ポジションは『発想の転換』で覚えるという記事を書きました。

記事はこちら♪

スケールのポジションは発想の転換で覚える

2019年1月2日

ざっくり内容を説明しますと、暗記→ピッキング練習に置き換えて覚えていくという内容でした。
暗記する意識だとキツイんですね。
(キツくない方はそのままでもちろんOKです。)

で、ピッキング練習に置き換えてやるのは分かったけど、「実際にどうするの?」というところを、
今回は書いてみたいと思います。

具体的な練習方法ですね^-^


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スケールを区切る

今回は、馴染みの深い音階『ドレミファソラシド』を例にやっていきましょう。
ちなみに、この音階の名前をCメジャー・スケールと言います。

こちらについて詳しく知りたい方はこの記事をどうぞ♪

読めば全12個のメジャー・スケール(長音階)が簡単に書けます①「公式の導き出し方」

2018年11月5日

指板上のCメジャー・スケール

こちらは、指板上の『ドレミファソラシド』=Cメジャー・スケールのポジションになります。

さて、皆さん、これどのように覚えていきますか??
見る限り、やはり暗記で挑むと中々に難しいのではないでしょうか??

スケール・ポジションの覚え方

スケールの覚え方は、色々な方法があります。

こちらの動画でぼくが言ってるように、徐々にポジションを増やしていく、やり方ですね。

あとは、Key=Cの曲を実際に流しながら、上のイラストを弾いていく方法も良いと思います。

そして、それらをしながらも、今回ご紹介する方法もやりましょう。

覚えるときは、色んな方向から攻めていくとうまくいきます。

このようなイメージですね。
色んな方法をやって経験を足していくのです。


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スケールは3音で制覇する

 

まずは、上記のCメジャー・スケールをこのように捉えます。

見た目がスッキリしましたね笑
音が赤丸にしか書かれてません。

覚える段階で、ポジションの音名まで頭に入れる必要はありません。
なるべく、負担を少なくしていきます。

大丈夫、後から覚えればいいですから。

そして、赤丸に音が書かれていますが、これはガイドです。
最初は覚えなくていいです。
余裕があればでOK。

それで、この赤丸は何を示しているのかと言いますと、
スタートの位置です。
弾き始めるときに、7箇所のスタートがあるわけです。
もっと言いますと、メジャー・スケールは7つのポジションに分けられます。

1本の弦につき3音

ということで、それぞれのスタートの音から、
スリー・ノート・パー・ストリングス(1本の弦につき3音)で弾いていきます。

 

こんな感じで、6弦から1本弦につき3音(赤四角)で弾いていきます。
キレイにしますと…

 

はい、このようになりますね。

では、今度はソからスタート…

という感じで、やり方は全て同じです。


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Cメジャー・スケール7つのポジション

早速全ポジション見ていきます。

 

このようになりますね。

上昇したら、下降してくるのもいいですね。

Key=Cの曲をかけながら、弾いても楽しいです。
このように、複数のやり方を組み合わせると、楽しくなります。

色々な道筋がある

本や教える方によっては、

①を紹介される場合もあるかもしれませんが、ぼくのおススメは今回の②ですね。
どちらも、同じくCメジャー・スケールには変わりません

しかし、①は1本の弦につき、2音だったり3音だったりします。
②はすべてが3音ですので、シンプルでしょう。

①が悪いと言ってるのではなく、ぼくは②をオススメするという話です。

ただでさえ、覚えること満載です。
シンプルにいきましょう。


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メジャー・スケールを構成する形

②をオススメする理由はもう1つあります。
ちょっとした秘密があります。

練習していくうちに気づくのですが、メジャー・スケールの音の並び方は、
この3種類のみなんです。(①、②、③)
この形、覚えすいですよね。

例えば、『シ』からスタートのポジションで確認してみましょう。

ほらね!!^-^

他のポジションでも必ず、①と②と③の形で構成されていますから。

メジャー・スケールは3つの形で構成されている

これを頭に入れておくだけでも、結果が違ってくるわけです。

何指を置くかは、人それぞれになりますね。


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リズムについて

弾くときのリズムですが、基本的には自由でOKです。
もし、テンポに合わすのであれば、1弦につき3音ですので、
3連符や6連譜が弾きやすいと思います。

多くの曲は、4分の4拍子ですから、1小節につき4拍です。

こんな感じですね。

  • 口で数字をワン・ツー…と数えながら
  • 4分音符を手でパンと打つ

といいですね。

3連符と6連符

では、3連符をはめてみましょう。
4分音符→3連符にします。
すると…

このようになります。

  • 手でワン・ツー…と叩く
  • 「たまご・りんご…」と3文字の言葉を当てはめる

するとうまくリズムを読むことができます。
あ、もちろん全部「たまご」でもいいですよ笑

ちなみに6連符は…

同じ要領で、6文字の言葉をはめればOKでしょう。

ということで、先ほどのポジションを3連符で弾いてみると、このようになります。

最初のドからダウン・ピッキング→アップ・ピッキングの順に交互に弾いてみてください。
このダウンとアップが交互にくる規則正しい動きを、オルタネイト・ピッキングと言います。


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まとめ

ぼくは、このようなことが上手くなりたかったのです。
右手を起用に(もちろん左手もですが)動かすことができるようにしたかった。

こちらの気持ちがメインだったんですね。

そのために、スケールを用いたということですね。

今回は、具体的な練習の仕方を書いてみました。

これポイントです^-^
興味がありましたらトライしてみてください 😛

 

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1 個のコメント

  • いつも楽しくわかりやすい解説を見せて頂き
    ありがとうございます。
    おかげさまで音程やらコード理論やらペンタ、メジャースケールに対しての理解が恐ろしく進歩しました。(まだまだ修行が必要ですが)
    しかしどこかの回の解説でチャーチモードはとりあえず置いておいてOKみたいな話でしたので、すっかりそれに甘えて今までずーっと置きっぱなしになっておりましたため、今現在モードの壁にぶち当たっております。
    まずはしっかりとモード理論を理解したいと思っておりますので、是非、動画等でご教授お願い致します。

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    FightingDog

    筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。