ブルースのコード進行がどんなキーでも一瞬で分かる方法



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どうも、FightingDogです 🙂

みなさん、ブルースはお好きですか??

アドリブに興味を持ち始めて、Aマイナーペンタを覚える。
そのペンタが使えるのが、ブルースでもあります。

ところで、ブルースのコード進行はすぐに答えられますか??

先ほどの、Aマイナーペンタが使える、key=Aのブルースは答えられる方が多いかもしれませんね。

しかし、key=Fは?と言われたら答えられますか??
key=Dはどうですか??

ちょっと不安になった方、大丈夫でございます。

今回は、どんなキーのブルースでも一瞬にしてコード進行が分かる方法をお伝えします。

難しことは抜きで、コード進行のみの話です。

それではどうぞ!!


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ブルースの基本的なコード進行について

こちらは、key=Aのブルースでございます。

  • 3つのコードで成り立っている
    (ジャズブルースになると、これが少し複雑になってきます。)
  • コード全てがセブンスコード
  • 12小節ひと回し
  • 2小節目がD7になったりする

コード進行は共通なので、知らない方と出会っていきなりセッションができるのが、
ブルースを覚えておくことのメリットでもありますね。

コードの上の数字は度数です。
つまり、A7はkey=Aのブルースの①番目のコードなので、①。
D7は、ABC~と数えて④番目なので、④。
E7も同じくで、⑤。

つまり、①、④、⑤で成り立っているわけですね。

早速コードを押さえてみよう!!

A7は6弦ルートの型ですね。
D7とE7は5弦ルートの型でどちらも同じ押さえ方ですね。

①さえわかれば、④と⑤があっという間に分かる

ここからが本題でございます。

まず先ほどのコードの4弦と3弦だけ押さえてみることにします。
(以下2音コードとします。)

すると…

このようなフォームになります。
仮に指を指定すると、

  • 3弦→人差し指
  • 4弦→薬指

で押さえてみてください。

少し難しい話になりますが、この抜き出した2音は、
コードに対しての3度と7度の音になっています。

何か気づくことはありませんか??

そうです!この 2音コード、全部同じ型になるんです!!

これは、とても便利ですよね!!

3つのコードの関係

①(A7)が分かれば、④と⑤が見えてきます。
それはとても簡単です。

<法則>

  • ①を左側(左手側)に1フレット分移動→④(D7)
  • ①を右側(右手側)に1フレット分移動→⑤(E7)

となるわけです!!

簡単ですよね^-^

仮にA7しか分かってなくても、移動さえすればコードが分かっちゃうわけです。

ベーシストがいれば、ギタリストはこの2音コードだけでも対応できますね。

ベーシストがいなければ…

ギタリストだけの場合、2音コードだけですと少し寂しいので…
ベース音を足しちゃいましょう。

すると…

Rがベース音になります。

仮に指を指定するならば、

  • A7→親指or中指
  • D7とE7→中指

で押さえてみてください。

すると、上記の型が完成します。

「おや?5度は?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

例えば、A7コードは、
R(ラ)+M3(ド#)+P5(ミ)+m7(ソ)
で構成されています。

上記の型に、この中の5度が入っていないわけですが、
構成音の優先順位で5度を省くことはよくありますので、なくてもA7としております。

<ポイント>①が6弦Rなら、④と⑤は5弦Rとなります。

いかがでしょうか?


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key=Dの場合

もし、セッションする時に、自分の知らないキーを指定されても、
焦る必要はありません。

それは、先ほどと同じことをしたらいいからです 😛

まずは、コード進行を見ていきましょう。

度数で見れば、やはり先ほどと同じですね。
今回は2小節目に、④を持ってきてみました。

今は、①だけ分かっている状態であり、④と⑤が頭で分かってない状況とします。
そして、セッションが始まってしまいました。

①だけは何としても見つける笑

大事なことは、①だけはなんとか見つけることです笑

①が分かれば、先ほどと全く同じです。

同じように、2音コードを作ってみました。

押さえてみると分かりますが、先ほどの法則が使えます。
今回の場合ですと、

<法則>

  • ①を左側(左手側)に1フレット分移動→④(G7)
  • ①を右側(右手側)に1フレット分移動→⑤(A7)

となるわけです。

簡単ですよね!!

ベース音が必要なら…

こちらも同じですね!

<ポイント>①が5弦Rなら、④と⑤は6弦Rとなります。
(先ほどとは反対ですね。)

まとめ

いかがでしたでしょうか??

今回の内容は、

  • ①が分かれば④と⑤が分かる
  • ①の左側が④で右側が⑤

ベース音は、

  • ①が6弦Rなら、④と⑤は5弦R
  • ①が5弦Rなら、④と⑤は6弦R

でございました。

慣れてこれば、「2音コードを瞬時に元に戻す」ということも可能になってきますので、
興味がありましたら、やってみてください☆

ではでは 🙂

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

FightingDog

筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。