どうも、FightingDogです 🙂
今回は、6本弦スウィープをマスターしていきましょう。
<今回学ぶ内容>
- 動きの激しい3本弦スウィープをマスターする。
- スウィープの型を覚える。
- 移動型6本弦スウィープをマスターする。
- 薬指でのジョイントのコツを掴む。
- コードに対するスウィープの型を学ぶ。
<フレーズ解説>
このフレーズの構成を大きく分けてみますと、
- メジャー、マイナー3本弦スウィープ
- メジャー、マイナー移動型6本弦スウィープ
となります。
上の図のメジャー型を見て下さい。最初のA、B♭、Cコードの3本弦スウィープはすべて上のメジャー型となります。
つまりAコードのスウィープをマスターすればその後のB♭、Cは同じ型でを右にずらすだけですからマスターになるということです。という事で、ひたすらAの型を弾きましょう。
因みにマイナー型とメジャー型の違いは1弦のみです。4拍目のDmがマイナー型ですね。この機会に覚えましょう☆
その際、コードフォームと合わせて覚えるとよいと思います。
弾き方としては、1弦の1音目をならした後、プリング・オフで、2音目を鳴らした後、2弦、3弦を一気にアップピッキングします。(以後、ダウンピッキングをD,アップピッキングをUとします)
フレーズの音のイメージとしては、タラタタですよね。右手のコツを掴む練習として、左手をミューとして、タッタタ(DッUU)を繰り返し弾くと良いと思います。
派手な技の裏側は地味なのです笑
右手が慣れてきたら、左手でもフレーズをなぞってみましょう。
最初のAの3本弦が出来るようになったら、後はそれを右にずらすだけですが、ずらすという作業が難しいと思います。焦らず、何回もチャレンジしてみて下さい。コツとしては、右手は一発目の1弦Dにアクセントを置いて意識して弾き、左手は”飛ぶ”イメージで弾くのが良いと思います。テンポを落としたり、上げたりして練習してみて下さい。
<移動型6本弦のイメージ>
上の図のように移動型なので、2ポジションを行き来します。
2ポシションで上の図は別れていますが、実際弾く時は、初めの4音を弾いた後、休憩せず一気に3弦10fまでスライドして下さい。その際目線を左(2ポジション目)にずらす事が大事です。
そうする事で、人差し指を的確に10fにスライドさせる事ができます。
ここから先は、3本の弦を一気にアップピッキングします。UUUと3回弾きます。こういう所がsweep=掃くイメージでしょうか。
掃くように見えるだけで、実際は掃くイメージでは音がぺらんぺらんになります笑
sweep pickingですので、掃くではなく弾いて下さいね☆
その際にジョイントが発生します。4、5弦を薬指一本で押さえます。薬指をぺたんとするのがコツです。このジョイントの際に音が重ならないように意識して下さい。つまり、5弦を弾く時に4弦を押さえたままでいると、当然ですが音が重なってしまいます。それは、スウィープではなく、アルペジオになってしまうので、薬指の力を抜いて、4弦をミュートして下さい。
スウィープで、右手のミュートを用いて弾く方がいますが、僕の意識では、右手でミュートはしません。
左手をうまく使ってクリアに出します。
ここまで来たら後一息です!次は、上昇です。今のフレーズを全く同じように今度は登っていきます。6弦10フレットをD。13fにハンマリング・オンして、ジョイントを含む5、4、3弦をDDD。そこから一気にスライドで、最初のポジションまでいきます。
2小節目4拍目からは、もう分かると思います。
最後にAコードの6本弦スウィープが出てきます。これは、先に紹介したDmのスウィープと動きは同じです。
マイナーの型と比べ1、3、6弦のある音が右に1フレット分ずれていますね。これは、3度の音と言って、この音がコードのメジャーとマイナーを分ける重要な音になるのです。この辺りの事に関しては、音楽理論講座の方でやっていきます。先ずは「型」を覚えてしまって下さいね!
いかがだったでしょうか?見た目にもインパクトのある6本弦スウィープでした。使いどころが重要になってきますが、弾いて楽しいフレーズだと思います 😳
Good luck!! 🙂
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