どうも、FightingDogです 🙂
今日は、タッピングの特性をふんだんに活かしたフレーズをやっていきましょう!
今回学ぶ事
- タッピングをマスター
- タッピングの音使いにオクターブを入れる→簡単でトリッキーな響きに!
<フレーズ解説>
今回の内容はタッピング奏法に慣れている方にとっては簡単かもしれません。
奏法というより、音使いの考え方がポイントなので、そこを解説していきます。
<タッピングが始めての方>
まず、タッピングが出来ない方は、このフレーズの最初の3音を何回も弾きましょう。
右手の人差し指で、17フレットを適度な強さで叩き(タップ)、そのまま離すのではなく上か下に引っ掛ける様に離します。
そのまま離してしまうと、音がならなかったり、小さい音になってしまいます。
6弦で練習する場合、ギターの特性上、弦がネック側に落ちたりするので、下方向にタップすると良いと思います。
また当然ながら、右手は5フレットをしっかり押さえてて下さいね。5フレットの音を確認して、8フレットにハンマリングです。動画を参考にこれを出来るまで繰り返して下さい。
慣れたら、こちらもやっておきましょう 😛
同じく20フレットをタップして、今度は8→5はプリング・オフになります。
<オクターブ>
このタッピングでは、1オクターブ高い音を右手でタップしています。
オクターブ高いとは、例えばドで言うならば、ドレミファソラシド。
赤いドから見て、緑のドが1オクターブ高いドの音になります。反対に緑から見れば、赤はオクターブ低いドになります。
ド〜ドまでに、音は12音あります。(ド#などを含めるので)
つまり、ギターで、オクターブ高い音を弾きたいときは、
左手で押さえているフレットに12フレット足したフレットになります。
上の図で言えば、2弦の1フレットはドですが、オクターブ高い度が出したければ、
1+12=13
つまり2弦13フレットを弾くとオクターブ上のドが弾ける訳です。簡単ですね 🙂
<覚えよう>
-
左手で押弦しているフレットに12f足すとオクターブ上
-
左手で押弦しているフレットに12f引くとオクターブ下
という事で、楽譜を見て下さい。
17フレットを右手でタップしていく訳ですが、この音は、次の5フレットに12を足したオクターブの音という事がわかりますね!
音符を読んで頂くと一目瞭然ですね!最初はラ→ラですね!
で、なんでこんな事をしているのかと言えば、単純に音がトリッキーに聴こえるからなんです。
タッピングというのは、右手で任意のポジションをタップして、
それが左手から離れれば離れる程、音程差が激しくなります。
つまり音程差の激しいフレーズを弾きたいときに使われる訳です。(もちろん激しくなくてもいいですよ☆)
見た目もインパクトがありますね。ギターを弾かない人からすると、『かっけぇぇ!』となるかもしれません笑
ライブでは見せ方も関わってくるとは思いますが。
で、話しを戻しまして、じゃあタップする場所は好きなとこで良いけど、今回はオクターブ上にしようよ。と言う訳です。
オクターブ上は、音程差が激しいにプラスして、同じ名前の音が鳴っている為、トリッキーな響きになります。
この感じが出したくて、このフレーズになっております。
<ノイズに注意!出したい音以外は出さない!>
この手のフレーズはノイズが出ると、何を弾いているのか分からなくなり、インパクトが下がります。
僕は右手の親指をネックにのせています。
低音弦から高音弦に行く場合、
- まず左手(人差し指)でミュート。高音弦に行く程、徐々に低音弦ががらあきになる。
- 今度は右手の手刀部分を弦に軽く触れさせ、がらあきの低音弦をミュートします。
逆に、高音弦から下がってくるときは、
2→1の順にミュートしましょう。
可能な限り、右手で低音弦をミュート。徐々にがらあきになる高音弦部分は、左手(人差し指)でミュートです。
<最後に>
このフレーズは何を考えて弾いているのかといいますと…
分かりやすいように楽譜から17を消してみます。すると…
はい、みなさんご存知?Aマイナー・ペンタトニックですね!!
いや、なんですかそれ?という方は今は分からなくてOKです。まぁそんなもんがあるんやぐらいに思っていて下さい。
つまりこのフレーズは、Aマイナーペンタトニック+オクターブ・タップという訳です。
如何でしたでしょうか?
皆さんもマスターして、アドリブやギターソロにご活用下さい。
Good luck 😆
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