ダメという言葉が好きじゃないという話



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「ダメ」という言葉が好きじゃないです。

僕はダメというこの禁止の言葉が苦手です。

人に言いたくないし、言われるのも苦手です。

(このブログでダメは出てきますが、今回のとはニュアンスが違います。
もしどこかで言っていたら本当にすみません。)


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「〜するのがダメ」って書いてあったら気になるでしょう。
特に自分の興味があることだったり、今取り組んでいることだったりすると。

なぜ気になるのか…って?

それは人は多くの場合、自分に自信がないからです。
(と勝手に思ってます)

(いや人はと言うのは良くないですね。

少なくとも、ぼくは自信があったりなかったり、なかったりあったりです。

最終的には、ないかなって感じます。)

例えば、ギターの弾き方ひとつにしてもそうです。

みんな、自分の弾き方が正解なのか不正解なのか知らずに弾いているのではないでしょうか?

技術は、抽象的で曖昧なものだと思います。

ぼくは、動画で弾き方を説明するとき、意識している言葉があります。
それは、「ぼくはこうしている」という言葉です。

「合っているか分からないけど、僕はこうしてやっています」ということです。

ぼくは、ぼくのやり方が正解かどうかは分かりません。

「そんな状態でそのような動画を作っているのか?」と言われちゃいそうですが、
実はそうなんです。

「俺が正解だからみんなもそうしろ」とは、言えないんです。

あくまで、ぼくはこうしているよっていう「紹介」をしてるだけです。

今まで、時間をかけて研究して勉強して、正解に近いかもしれないことを紹介してるんです。

シェアしたいのが、ぼくの気持ちです。

そして、「教則本に書いてあることが正解か」と言われれば、ぼくはそれも違うと思っています。
なぜなら、教則本というものは、人が書いてるものだからです。
その人の頭の中、つまり、経験や知識がそのまま本になったものが教則本です。

当たり前ですが、どんな本も人間が書いているんですよね。

なので、ダメっていう言葉は、
「本来あまり使えないものなんじゃないのかな?」って思うんですね。

ぼくもたくさん言われてきました、ダメって。
その度、心がキューって締め付けられた覚えがあります。
ギターひとつとってもね。

そんなこんなでした。

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2 件のコメント

  • FightingDogさん、はじめまして。自己紹介ですとか、いろいろと書きたいことがあるのですが、その前にですね、お伝えしたいことを忘れないうちにお伝えさせてください。それはですね、、、

    今回の度数についての動画、最高です!!(スイマセン、youtubeのアカウント持ってないのでここまで来ました)
    大切なことなので、もう一度。
    今回の度数についての動画、最高です!!

    僕はかれこれ30年以上前にほんの数ヶ月だけギターを触って、すぐにあきらめてその後ほとんど触ることなく今に至ってしまったヤツなんですけど、あの頃(コード?スケール?キー?度数?マイナー?メジャー?はっ???だった頃。今もですが)にこんなふうに自分に教えてくれる人がいたなら、おそらくギターをあきらめることはなかったと思います。

    例えば、「度数」なんですけど、僕みたいに、そもそもわからない人というのは、定義の部分から全くわからないんですよね。で、誰かに質問しても、「度数ってのは要は音程のことなんよ」とか言われて。こっちは、「音程」という言葉を聞いたって、せいぜい音が高いとか低いとかそんなイメージしか湧かないわけですよ。なので、あ、それは何とかヘルツとか言う物理の世界の話なのか、、、とか考えちゃったりして。

    だがしかし!FightingDogさんの動画ではまずそこの部分、「音程というのは二つの音の間の距離」というところから始めてくださった(図付きで!)ので、まずそこで「あ、これは俺にもついて行けそうな話だな」となりましたし、そこからの説明の仕方や、具体例の提示の仕方が、もう、素敵で素敵で、なんと言いますか、愛を感じましたね、愛を。「ここら辺からいきなりつまずいたヤツ、俺が救ってやるぜ!本気で」という愛。

    実際、僕は、約30年理解できなかった(そして、もう理解する気さえ失せていた)度数というものの根本的な考え方が今回のFightingDogさんの動画でよ~く理解できました。感謝感激です。言ってみれば、掛け算の九九を覚える前に、そもそも掛け算とは何かってところをきちんと教えていただいたような、そういう嬉しさです。

    で、ですね、最後に弦を張り替えてからもう余裕で20年以上経っていたギターをまた触ってみる気になったんです。ちょっと、テレビでも見ながら曲に合わせてコードを弾いたり、アドリブっぽいことができたりするだけでも残りの人生が楽しいものになるんじゃないかな、とか思って。もう一回一からやってみようかなと思って。
    気張らず、誰と競争するわけでもなく、ちょっとでも何かが上達していく喜びを味わえたらいいなと。FightingDogさんのおかげです。

    いきなり長々とごめんなさい。御礼を申し上げたいあまりにアツくなってしまいました。ありがとうございます。ありがとうございます。また時々ここにもお邪魔させてください。まだ動画はいくつかしか拝見していないのですが、これから他の動画でもいろいろ勉強させていただきたいと思っています。

    嵐五郎

    • 嵐五郎さん、コメントをありがとうございます!!

      このように言っていただけますと、動画をつくってよかったと心から思えます。
      そして、「ギターをまた触ってみる気になった〜」というところですが、
      もうなんと言いますか、
      言葉がうまくでできませんが、一言で言えば、
      「嬉しい」です。
      拝見した時にジーンときました。
      ありがとうございます。
      ギターも喜んでいたらいいですね!!^-^

      「気張らず、誰と競争するわけでもなく、ちょっとでも何かが上達していく喜び」
      とても大事ですよね。
      ぼくも、気がつくと、ギターを楽しめていない自分がいるので、
      少しの喜びでも感じていけたらと思います。

      文章が素敵で、あっという間に読んでしまいました。
      こちらこそ、大変嬉しいお言葉をありがとうございました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    FightingDog

    筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。