自分が成長すればするほど、やり始めのあの頃より、
「成長の伸び率が下がったな…」って思うことがあります。
成長はしているはずなのに、それを感じにくいということですね。
皆さんは、ありませんか?
初心者時代は、昨日より、今日、今日より明日って具合に
「うまくなった!!」を実感していたのに…と。
ぼくは、そんなことを感じてきました。
「あの頃って今より成長が早かったのに、今これ進んでいるのか?」って、
不安になったりします。
ただ、ふと思いました。
「今も昔も成長の伸び率は変わってないじゃないか?」と。
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自分の気づく量も成長している
あの頃も今も、1練習したら1進んでいるんです。

あの頃が10進んで、今が0.3しか進まないのではなく。
じゃあ何が変わったのか…?
それは、自分の気づく量です。
自分がその物事に関して、あの頃より気づくようになったんです。
あの頃よりも、それに対して詳しくなったんです。
例えば最初は、いい演奏がどういうものか?を知らない。
もしコードが完璧になっていなくても、さっきより少しでもポロンと鳴れば、
「うおー鳴ったー」って喜べる。
全然きれいに1音1音弾けてなくても、なんとなく速く弾ければ、
それだけで有頂天。
これってどちらも、気づいてない状態ですよね。
それが何年も弾いてきた今だと、
- 「いやいや、コード鳴ってない弦あるし」
- 「1音1音弾けてないなぁ…」
と気づいちゃうんですね。
自分に対するジャッジが厳しくなるんです。
これを比べれば当然、あの頃の方が進んでいる感(伸び率)が、
大きいと思うんですよね。
でも本当はそうではなく、「気づく量が変わっただけなんじゃないのかな?」って思うんです。
ぼくは、「気づくことと気づかないこと、どちらが幸せなんだろう?」と思ったりします。
- 気づかないから、できたこと。
- 気づいてしまった故に、難しくなったこと。
- 気づいたから、できたこと。
- 気がつかない故に、うまくならないこと。
など、色々あると思うんです。
気づいた上でやれることが、本当にやれるということかな。
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まとめ
あの頃も今も、1練習したら1進んでいる。
そう感じにくくなったのは、あの頃より気づく量が増えたからだと思います。
ではでは 😛
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