ぼくは毎日ギターの練習をします。
必ず毎日やることはピッキングです。
自分のギターで大事なことはピッキングだと思っているからです。
そして、精度を上げていきたいからです。
そして、やることはたった1つに決めています。
このたった1つに絞るということが大事なのです。
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他のことまでしたくなる
1つのことを練習して、調子が上がってくると、「もう1つ取り入れてみようかな」となってきます。
これが練習の浮気です。
これまではAパターンだけを1時間練習していたのが、「Bパターンを入れて30分ずつにしよう」みたいな。
「このままBパターンもやっていけば、どちらも凄くなるぞ!!」なんて光が射すんです笑
しかしこのパターンのまま練習していくと、大抵うまくいきません。
かなり前ですが、ドラマでお母さんが子供に、「欲しいものが沢山あるなら全部手に入れればいいじゃない!」と言いました。
ぼくは、「その教えはないな」と思ってことを昨日のことのように覚えております笑
一見、魅力のある言葉なんですけどね。
二兎を追う者は一兎をも得ず
まさにこれです。
結局はどちらも中途半端になってしまうんです。
「この1時間はこれ!」と決めたら、それだけやることがコツです。
人は飽きる
しかし、人は飽きてくる。
1時間でも長い人には相当長い。
ダラケていればあっという間の1時間も集中すると逆に長く感じることもあるでしょう。
1週間で飽きることもあれば、1か月で飽きることもありますよね。
しかし、大抵飽きる時というのは、
- うまくいかない最初の段階
- できてきた最終段階
ですね。
1の段階では、うまくなっている実感を掴みさえすれば恐らく飽きはこないはずです。
途中段階に入ると楽しいですからね。
問題は2。
人はできはじめると、必要性を感じなくなってやらなくなります。
しかし、技術というものはそんなに甘いものではないです。
「技術の貯蓄」ができないのです。
つまりやらなければ、衰えますし、感覚をわすれてしまうこともある。
できはじめてからが、本当の練習なんですね。
ここから、その技術を「如何に自分のものにしていくか?」が本当の練習だとぼくは思っています。
しかし、飽きる。
ぼくも飽きます笑
アプローチを変える
こんな時おすすめなのは、同じ練習の中で表情を変えるということです。
Aパターンはやめて、Bパターンに変えるではなく…
Aパターンの中で少しアプローチを変えるのです。
すると新鮮さが加わり、飽きにくくなります。
意識の視点を変えてみる
そして、もう1つ大事なことが意識を持つこと。
1つの練習でも、意識の視点を変えれば課題が変わってくるんです。
新たな課題が見つかると、また飽きなくなります。
余談ですが、ガンバ!Fly highという漫画の中で、あん馬の得意な選手がいましたが、練習の時に針(名前忘れました笑)を置いてみると俄然、難しくなるみたいなシーンがありました。
得意なことでも、まだまだ探せば弱点や課題があるということですね。
まとめ
練習は1つに絞ること。
自分がOKを出せるまでは、それだけをやることが大事だと思います。
そして、次の練習をしたらいい。
中途半端にできるっていうのが、本当に1番かなしいことです。
中途半端にできるということは、できないということです。
「中途半端にできるということは、できないということです。」…胸に凄く刺さるお言葉です…。
色んな技術を身に付けたいが故に、練習メニューの種類だけがどんどん増加し、どれも中途半端なレベルで、メニューをこなすことが目的になってしまっている自分はまさにそんな状態です…。
一度ターゲットを1つに絞って、練習していこうと思います。
コメントありがとうございます。
えらそうに書いておりますが、自分自身に書いているようなもので苦笑
「メニューをこなすことが目的になる」は、本当にそうですよね汗
ぼくも、気付くとそうなっているので、常々意識しております。
何より、「楽しく」続けられるように、ぼくも工夫していきます。