キーが分かってしまう魔法の6音を自分で考察する



スポンサーリンク

ぼくは、少し前に曲のキーの判別方法として、この動画をアップしました。

この動画が、ぼくの動画のヒット作となり、
たくさんのコメントとチャンネル登録をしていただきました。

アップした当初は、コメントや視聴回数、ツイッターのリツイートなどめまぐるしく、
1人PCの前で、「これはどうなっとんのや…?」と驚いておりました。

あわあわあわあわでした。

SNSの威力を知りました。

本当にありがとうございます。

この動画のコメントは意図的に1つも返しておりません。
本当はとてもとても×100返信したいです。

「ありがとうございます」を伝えたいですし、ご質問にも答えたいです。

しかし、いろいろな事情があって、できておりません。

本当に申し訳ありません。

さて、そのような経緯となったこの動画をこちらのブログで考察?してみたいと思います。


スポンサーリンク

これは当たり前のこと

動画のコメントにて、「これは理屈を知っていれば当たり前のこと」と
お褒めの言葉を頂きました。

そうなんです、これはその通りなんですね。

演奏者がアドリブをするとき、曲のキーを知る必要があります。

Key=Cと分かれば、そのキーにあったCメジャースケールがまず浮かびます。

そして、その音階を使ってアドリブやソロフレーズを作りますね。

つまり、Keyがわかる→スケールがわかる

のならば、

スケールがわかる→Keyがわかるんです。

ということで、「反対からアプローチを仕掛けようよ」ということになります。

スケールは型が同じ

前提知識として、CメジャースケールもDメジャースケールも同じです。

何が同じかと言いますと、型が同じです。

こう見るとどうでしょう。

明らかに違うのは、Dメジャースケールの方は、ファとドに♯が付いています。

これだけ見れば、今知識がない方は、まったく違うものに見えますよね。

ですが、この2つのスケールの型はまったく同じものなんです。

Fコードをずらせば、Gコードになるようにギターは平行移動の楽器です。

このように。

それではスケールも見てみます。

まず、これがスケールの型となります。
赤い丸に、C(ド)を入れれば、Cメジャースケールの完成です。
赤い丸に、D(レ)を入れれば、Dメジャースケールの完成です。

本当でしょうか??

本当でしたね。
型はまったく同じなのに、Dメジャースケールの方にはちゃんと、
ファとドに♯が付いています。

これは、Eメジャースケールでもそうですし、B♭メジャースケールでも同じことです。

全部そうです

ずらせるんです

ということで、

  1. この赤丸に1Fをセットして、実際に曲の上で弾いて見る。
  2. 違和感を感じれば、2Fにずらして弾いてみる

ということをしていけば、やがてKeyは見つかるんですね。

よく紹介されているキーの見つけ方

よく紹介されているKeyの見つけ方として、

  • 始まりやエンディングのコード
  • ベース音をとってコード進行を見つける
  • 曲のメロディからスケールを見つける

といった方法を、ぼくはしたことがありません。

ぼくは、曲の上で上記のスケールを弾いてKeyを判別しています。
ギターを弾いてきて今まで、1度も困ったことがありません。
コードや転調がめまぐるしく行われる曲では分かりませんが、
少なくとも、ポップスでは困ったことはないですね。

そして、動画の中だったり、サムネイルに10秒と書いてありますが、
実際にはめちゃくちゃ早いかなと思います。ただ、これには、魔法の6音の他にも、経験が必要です。

前提として、上のスケールを何も考えず弾くことができなければ難しいかなと思います。

そこで、魔法の6音です。


スポンサーリンク

なぜ6音なのか?

なぜ6音なのか?
これには色々と理由があります。

全部言ってしまうか、迷います笑

魔法じゃないといけなかった

魔法じゃないと、いけなかったのです。
魔法とは方程式みたいなもので、それを使えば誰でも問題が解けると言ったものです。

先ほどあげた、

  • 始まりやエンディングのコード
  • ベース音をとってコード進行を見つける
  • 曲のメロディからスケールを見つける

これらのことは、初心者の方には、難しいはず。

ベース音はそもそも、ギタリストには、はじめ馴染みが薄く聴こえ(づらい)ないです。
始まりのコードにしても、まずコードをそんなに知らないでしょう。
曲のメロディからというのも、ハードルが高いですね。

だから、初心者の方にもわかる魔法じゃないといけなかったんです。

もしかしたら、初心者の方には必要ないと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、
使える知識は使えばいいと思っています。

上記を学ぶことも、魔法の6音を知ることも、同じ「身につける」です。

これを使って、興味を持っていただければ、
わからないと興味を失ってやめてしまうよりも、
ぼくは数倍良いと考えています。

わからないけど、わかるように努力しようと思える方は少ないからです。

めちゃくちゃ難しい内容の本が、外国語で書いてあったらどうでしょう?
ただでさえ、難しい内容なのに、さらに外国語となれば、
興味を失いませんか?

少なくとも、ぼくは、読んでみようと思えません。

ですが、誰でもわかるような言葉(まず日本語)で書いてあるとハードルは下がります。

そう言った考え方です。

ですが、

これだと内容が難しい。

ここで6音です。

これなら、皆さん覚えられると思いました。
スケールは本来7音ですが、1音省きました。

※ちなみにこれは、先ほどのメジャースケールを右にもう少し行くと現れます。

省いても良いことは、今までのギター経験で、ぼくは知っていました。

なので、この型となりました。

これを覚えて、曲に対して弾いていけば、
最初に書いたスケールからKeyを割り出すアプローチを、
誰でも仕掛けられるようになるといったわけです。


スポンサーリンク

ひとまずここで

この動画、ここまで反響が大きくなるとは思いませんでした。

ぼくは他の方のブログも好きで、色々なジャンルを読んでいます。
ブログを本格的にやってみようと思った時に、こんな言葉を見つけました。

「あなたが当たり前にやっていることは、他人にとって当たり前じゃない」

確かこのような感じでした。
だから、それを記事にしたらいいんだよと。

この動画はまさにそれでした。

ぼくにとっては、当たり前の方法なんですね。

理屈は知っていた方もいらっしゃると思います。
アドリブができれば、知っているはずです。

ただ、この方法は少しトリッキーで発想の転換みたいなものが、
絡んでいるのかもしれません。

だからと言って、ぼくが凄いとかそういうことではないです笑

他にも

他にも書きたいことはありますが、長くなってしまったので、
ひとまずここで終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

スポンサーリンク







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

FightingDog

筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。