死ぬ間際、人は後悔するという。
もっと旅したら、挑戦したら、友人を大切にしていたら、仕事ばかりじゃなく好きなことしたらなど。
ただ、これは本当の後悔なのかな?と思う。
半分嘘じゃないかなって。
死ぬ間際、急に時間の大切さに気づいて、後悔してるだけじゃないのかなって。
人はいつ死ぬか分からないから、時間の線が緩みがちである。
時々この線がキュッと締まる瞬間があって、それは、夏休みの最終日とか、締め切りの前日だったり、家を出る前の時間であったり。
家を出る前の時間に僕は急にギターが弾きたくなったりする。
それまでは弾いていなかったのに。
これは、急に時間がないことを知って、貴重さが身に染みて、線がキュッとなり、慌てて弾き始めるという、時間の貴重さプチ体験である。
必ず死ぬのだが、いつ死ぬかが分からない以上、時間の線は自分で意識しなければ、緩みがちになる。
それで、この死ぬ間際とは、自分が死を実感するとき。
この時、最も時間の線が本格的にキュッとするんだろうなと思う。
そこで、もう本当に時間が残されてない事を感じ、今までしてこなかったことに対して、後悔し始めるのだと思う。
ただそこで思うのは、「時間がキュッとなったから後悔しているだけではないか?」ということ。
本当の後悔じゃない。
それはいつだって取り消せる後悔。
例えば、余命を宣告された人が後悔していたとして、医師から、「すみません、人違いでした」と言われたとして。
あっちゃいけないだろうけど。
まだまだ生きられることがわかった時。
今、後悔していたことを果たしてすべて実行するのだろうか?
する方もいるのだろうけど、きっとほとんどの方はしないのだと思う。
ぼくはそのような経験をしていないから、とても失礼な文章になっているのでは?と心配になりますが、そういうことを言いたいのではなく。
もっと、自分、真剣に生きていかねばと思います。
ぼくは、バカなので、後悔しても数日すれば元通り、状況変われば元通り、あの日あんなに後悔したのに、また同じことを繰り返す。
おれは本当にアホなのか。と思います。
そして、それさえ数日すれば元通り。
引き締めて生きていかねばです。
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