フレーズを自分のモノにするために僕が大事にしていること



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フレーズを充(あ)てる

フレーズを練習して弾けるようになった後、大事なことと言えば「充てる」ことです。

ぼくは、「充てる」とか「溶かす」とか言うのですが…笑
(ぼくが勝手に言ってるだけです、すみません)

どういうことか簡単に言えば、伴奏の上で覚えたフレーズを弾くということです。

ぼくが、大事にしていることはたったコレだけです。

つまり、どんな結果が得られるのか実際に試すのですね。

これが最も大事なことなんです。
そして、最も楽しい時間なんです。

頑張って覚えたことが報われる瞬間でもあります。

一人で弾くとうまく弾けるのに、アドリブとなると、

  • 「なんだかうまくいかない」
  • 「しっくりこない」
  • 「かっこよく聴こえない」

…となってしまう。

その原因は単純で、充ててないからとなります。
楽曲の上でそれらを使ってないのです。

一人で弾いた速弾きは究極に上手いのに、
ギターソロになると発揮されないのは、
充てる練習が足りないんですね。


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フレーズには性格がある

覚えたフレーズというのは、色々な性格を持っています。

  • コードを選ぶもの
  • テンポを選ぶもの
  • リズムを選ぶもの
  • どこでもいけるぜ!ってもの
  • ジャンルを選ぶもの
  • 音色を選ぶもの
  • 伴奏の上で弾かないと覚えづらいもの
  • 雰囲気が必要なもの

等、いろいろな性格を持っている。

「この速さで弾かないとカッコよさがでない!」ってフレーズもあれば、
「ハネて弾かないと絵にならないな」というものもあります。

これらは、

充てて溶かして録音して俯瞰して聴いて初めて分かります。

例えば、服を買いに行って、
マネキンの服装が「とてもかっこいい!」と思ったとします。

しかし、実際に試着してみたら自分には合わなかった…
ということに似ていますね。

ぼくは、「この服いいな!」と思って試着してみると、
「一刻も早く脱ぎたいゼ!」と思うことがしょっちゅうです笑

しかし、これは”着たから分かった”んですよね。

いくら服自体がかっこよくても、
自分に似合わなければ意味がないかなと、ぼくは思っています。

フレーズも同じで、それ自体がいくらかっこよくても、
充てるモノ(伴奏の雰囲気)によっては、かっこよく響かないかもしれない。

また、フレーズ自体の何か(リズムや速さ等)を変えれば、
しっくりくるかもしれない。

どういう時にそれが活きるのか?を知ることが大事だなと思うのです。

それを身をもって知ることができるのが、「充てる」です。


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充てて初めてモノになる

覚えたフレーズは充てないと自分のモノにはなりません。

1度やるとよく分かりますが、アドリブでフレーズを弾こうと思っても、
不思議なことに全く出てきません。

「フレーズが弾けるようになったのに…?」
「あんなに頑張って練習したのに…!!」

そうなんです、実際に伴奏の上で弾くという行為をしない限り、
これがスラスラ出てこないんです…

英語を部屋で1人必死に覚えたのに、
話せないのと似ているかもしれませんね。

中には、できてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
中々に難しいと思います。

なぜなのか??

フレーズが弾けるということは、指がそのフレーズを覚えただけなのです。
指がついていけるようになっただけで、自分のモノにはなっていない。

ということで、

充てて溶かして録音して俯瞰して聴くことが必要になってくるのです。

そうして何度もトライしてると、
フレーズのことが徐々に分かってきます。

それ自体、だんだん変化してきて洗練されてきます。
自分なりの解釈や、咀嚼が入ってくるんですね。

こうなって、初めて自分のモノになっていく。

僕は充てることをとても大事にしています。

FightingDog
充てる時は録音が必須!!

録音の記事はこちら♪

もし一刻も早く上手くなれる方法があるとするなら…

2016年8月11日

動画はこちら♪

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ABOUTこの記事をかいた人

FightingDog

筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。