「できた!」という実感は、本当にできるようになる3.4歩前に訪れる
修得したい物事を「ぬおお!!」っと練習していると、ある時
「できた!!」と実感することがある。
イラストの1の段階ですね。
できなかったことができるようになった瞬間で、それは嬉しいものだ。
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しかし、この「できた!」と思った瞬間は、文字どおり”できた瞬間”であり、
本当にできるようになる、少し手前の段階なのだ。
なので、この時点で「自分のものになったぞ!」と思い込んでしまうと、
厄介なことになる。
例えば、次の日に同じことにトライしてみる。
すると、できないのだ。
できなかったり、精度が落ちていたりする。
感覚は残っている。
しかし、昨日の感じとは、なんか違うぞとなる。
あら、足跡…
ようは、固まってないのですね、実力が。
なので、できたと思い込んでいるほど、ダメージを受けて落ち込んでしまうことになります。
「おれは、やっぱりだめだ…」なんて、真剣にやるほど思ってしまったりするので、
そんな時は上のイラストを思い出す。
この1の段階は、まぐれだったり、身体が温まって調子が上がっていたりと、
そういう条件付きの状態で、できただけである。
ここから、できた→できてない→できた→できてない→できたと、
詰めて行った先に2の場所に到達する。
これが、「できるようになった」である。
「できた」と「できるようになった」は違う。
そして、この2つを決定付けるある感情があります。
- 「できた」と思った時→嬉しい!!
- 「できるようになった」時→ほう…
ほう…ってなんやねん!ですが、こんな感じですね笑
これは、できた→できない→できたを詰めに詰めているので、
気づかない間に2に到達しているということですね。
できるようになった時は案外、冷静なものです。
ということで、「できた!!」って喜んでいるうちは、
まだモノになっていないので、そこで一喜一憂することなく、
淡々とやることをやるにかぎります。
喜ぶほど、落とされますのでね…
ぼくは、1の段階でめっちゃ自分に言い聞かせてます笑
「だまされるな、おれ!!」と。
ということで、これにて記事を終わりたいと思います 🙂
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