思考するとは僕の中で、目の前に1冊の本があるようなイメージです。
時には、それが2冊だったり、3冊だったり。
開いても開かなくてもいい。
時期によって、本のタイトルが変わり、表紙には物語を連想させるようなイラストが載っています。
中には、あまりそそられないものや、目にした途端、強烈に開きたくなる本もある。
開いても開かなくてもいい。
その本の表紙をめくり、開く。
すると、文章が目に飛び込んできます。
その文章を目にすれば、(ゆえに)感想や想像が膨らんでいきます。
先を読んでいってもいいし、やめてもいい。
ただ、一旦ページをめくれば、本を閉じにくくなるかもしれない。
だから、本を開くか開かないか?
つまり、読まないってのも1つの選択肢です。
人は思考することで、色々な気持ちになっていく。
それがもとで、
自分の信念を強くしたり、何かに負けそうになったり、思い悩んで立ち上がれなくなったり、楽しい気持ちになったり、参ってしまったり、イラついたり、心臓を掴まれたような気持ちになったり、一歩を踏み出そうとしたり、パワーがなくなったり、みなぎったり。
思考することは、人生においてとても大事なことだと思うと同時に、時に「考えなくてもいいこともあるよね」って思うのです。
何かにものすごく悩んでいる時、ふと目の前の出来事に意識を取られ、考えてたことを丸ごと忘れたりすることもある。
あんなに悩んでいて苦しかったのに、忘れるとは偉大で、忘れたら、忘れたってことなのです。
忘れたことで、なんかホッとしたり。
何かを考えている時もあれば、ぼーっとなにも考えていないときもある。
ただ、そんな時、目の前に本が置いてある。
それを開くのも開かないのも自分次第である。
そして、僕自身のことですけど、人は1つの事しか考えられないと思っています。
今、どの本を選ぶのかは、自分次第だし、読まないって選択もあるということ。
そう、読まないって選択もあるのです。
人は同時にたくさんの本を読めないからこそ、なにを選ぶかってのは、大事なところだなって意識したい。
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