音程がわからない人へ⑦「1度と2度の話」



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どうも、FightingDogです 🙂

今回は、音程の1度と2度について少しだけ書きたいと思います。
あと、ちょっと続きます笑


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1度の『減』『重減』は存在しない??

いきなりですが、1度は、『減』『重減』が存在しないとされてます

1度というのは、このように同じ高さの音ですよね。
ドとドだったり、レとレだったり。

この場合、何も考えることなく「完全1度」といえば正解となります。

簡単ですよね。

「分からなかった…」という方はこちら♪

音程がわからない方へ③『完全グループについて』

2018年5月12日

では、これに臨時記号をつけてみます。

例えば、このように。

この場合どうなるのでしょうか?
いつも通り、矢印をつけてみましょう。

すると、このようになりますね。
どうなっていますか??

これ、どちらも距離が半音分ひろくなっているんです。

2音は、もともと同じラインにいますので、片一方が半音上がろうが下がろうが、
動いた時点で離れるんですね。
ということで、距離はひろがるんです。

イメージ的に、なんとなく♯はひろがっていて、
♭だとせまくなると思ってしまうかもしれません。

どちらも、ひろがります。
ここは注意ポイントですね。

ということで…

やり方は同じです。

もとの音程は完全1度ですから、イラストを使うと完全グループの『完全』の位置に。
そして…

この2つは、どちらも「距離がひろくなった」ということで、
『完全』から右に移動。

『増1度』となることがわかります。

これで正解です♪

1度に『減』『重減』は存在しない


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2度に『重減』は存在しない??

いきなりですが、2度は、重減2度が存在しないとされてます。

まずは、『重減』の手前の『減』を、

みてみましょう。

シード、これは短2度ですね。

ドに♭がつくと…

この音程は??

距離はせまくなりますね。

ということで…

『減』になりますね。

減2度です。

減2度は距離の開きがない

減2度の、シとド♭の2音についてみてみます。
ギターの6弦でみてみると…

  • シ→6弦7フレット
  • ド♭→6弦7フレット

となります。

全く同じ位置ですね。
つまり、シとド♭は同じ高さの音となります。

ということで、減2度は、2音に距離の開きがないことが分かります

『減』が『重減』に変化するには、さらに距離がせまくなる必要があります。

しかし、この時点(減2度)で既に2つの音には距離の開きがない。
→これ以上、せまくなれない。

ということで、重減2度は存在しないとなります。


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減2度の話

ところで、減2度の話です。

本によっては、「減2度も存在しない」と書いてあるものもあります。

先ほども書いたように、減2度は距離がないからです。
2度以上の音程には、最低半音1つ分の開きが必要ということなんですね。

ここら辺は、ぼくには分かりません…笑

ぼく個人は、減2度は「あり」としてます。
まぁそれで困ったことは1度もないので、よいでしょう笑

気になる方は、ご自身でも楽典を何冊か読んでみてくださいね 😛

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ABOUTこの記事をかいた人

FightingDog

筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。