どうも、FightingDogです 🙂
今回は、音程の1度と2度について少しだけ書きたいと思います。
あと、ちょっと続きます笑
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1度の『減』『重減』は存在しない??
いきなりですが、1度は、『減』『重減』が存在しないとされてます。
1度というのは、このように同じ高さの音ですよね。
ドとドだったり、レとレだったり。
この場合、何も考えることなく「完全1度」といえば正解となります。
簡単ですよね。
「分からなかった…」という方はこちら♪
では、これに臨時記号をつけてみます。
例えば、このように。
この場合どうなるのでしょうか?
いつも通り、矢印をつけてみましょう。
すると、このようになりますね。
どうなっていますか??
これ、どちらも距離が半音分ひろくなっているんです。
2音は、もともと同じラインにいますので、片一方が半音上がろうが下がろうが、
動いた時点で離れるんですね。
ということで、距離はひろがるんです。
イメージ的に、なんとなく♯はひろがっていて、
♭だとせまくなると思ってしまうかもしれません。
どちらも、ひろがります。
ここは注意ポイントですね。
ということで…
やり方は同じです。
もとの音程は完全1度ですから、イラストを使うと完全グループの『完全』の位置に。
そして…
この2つは、どちらも「距離がひろくなった」ということで、
『完全』から右に移動。
『増1度』となることがわかります。
これで正解です♪
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2度に『重減』は存在しない??
いきなりですが、2度は、重減2度が存在しないとされてます。
まずは、『重減』の手前の『減』を、
みてみましょう。
シード、これは短2度ですね。
ドに♭がつくと…
この音程は??
距離はせまくなりますね。
ということで…
『減』になりますね。
減2度です。
減2度は距離の開きがない
減2度の、シとド♭の2音についてみてみます。
ギターの6弦でみてみると…
- シ→6弦7フレット
- ド♭→6弦7フレット
となります。
全く同じ位置ですね。
つまり、シとド♭は同じ高さの音となります。
ということで、減2度は、2音に距離の開きがないことが分かります。
『減』が『重減』に変化するには、さらに距離がせまくなる必要があります。
しかし、この時点(減2度)で既に2つの音には距離の開きがない。
→これ以上、せまくなれない。
ということで、重減2度は存在しないとなります。
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減2度の話
ところで、減2度の話です。
本によっては、「減2度も存在しない」と書いてあるものもあります。
先ほども書いたように、減2度は距離がないからです。
2度以上の音程には、最低半音1つ分の開きが必要ということなんですね。
ここら辺は、ぼくには分かりません…笑
ぼく個人は、減2度は「あり」としてます。
まぁそれで困ったことは1度もないので、よいでしょう笑
気になる方は、ご自身でも楽典を何冊か読んでみてくださいね 😛
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