どうも、FightingDogです 🙂
音程(Interval)④ー2までで、基本部分をすべてやりました。
やってきたことと言えば、
- 距離の数え方(測り方)
- 完全グループ
- 長・短グループ
でしたね。
今回からは、その知識を用いてワンランク上の内容をやってみたいと思います^-^
それでは、早速いってみます!!
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臨時記号がついた場合の判別
それでは、おさらいとして、こちらを解いてみましょう。
これは、指と口で数えると…
口「ド.レ.ミ.ファ.ソ」
指「1.2.3.4.5」
5度ですね!!
そして、5度のグループは完全グループでしたね。
ということで、「ドーソ」は迷うことなく、完全5度となります。
どうでしたか??
迷ってしまった方がいましたら、こちらで復習してみてくださいね♪
それではですね、この「ドーソ」に臨時記号がついたらどのような変化が起こるのでしょうか?
臨時記号とは??
臨時記号とは主に、
でございます。
♯(シャープ)や♭(フラット)はよく聞きますよね。
- ♯→半上がる
- ♭→半音下がる
この2つは、ギターでも一般的なので、頭に入れちゃいましょう!
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臨時記号がつくと距離はどうなる??
それでは、先ほどの問題に臨時記号をつけてみましょう。
ドに♯をつけてみました。
ドに♯がついたということで、これはもう完全5度ではなくなります。
では、どのように変化していくのでしょうか??
もう少し言うと、
音程とは2つの音の距離ですから、距離はどのように変化するのでしょうか?
ポイント
これを覚えてしまえば解けるポイントをお伝えします。
これです。
♯と♭の意味は先ほどでOKだと思います。
矢印の向きを覚えてみてください。
- ♯は半音上がるんだから、↑
- ♭は半音下がるんだから、↓
ということになります。
矢印の向きは、「意味そのまま」なので分かりやすいですよね^-^
ここ、大事です!!
ドに♯をつけたのだから、ドの音は半音上がる。
ここまでは、OKですね^-^
矢印をかき込む
ということで、矢印かいちゃいましょう!!
♯は↑(上向き)なので、こんな感じに…
でですね、このイラスト、次のようなルールがあります。
- ソは矢印なし…動かない
- ドは矢印あり…動く
です。
簡単なルールです笑
では、ドは動くらしいのですが、
どこに向かって動くのでしょうか??
見たままです!!
ソに向かって半音分、動くのです。
ド「ソ君に近づくよ、半音分だけね!!」って笑
ということで、ド♯ーソはドーソに比べて、
2音の距離はどうなりましたか??
「半音分、狭くなった」
ですね!!
では、もう1問、今と同じ要領でやってみます!!
おっと、今度は♭(フラット)ですね!!
♭(フラット)は半音下がる、矢印の向きは下ですね!!
では、同じように矢印かいてみますね。
はい、先ほどとルールは同じです!!
- ソは矢印あり…動く
- ドは矢印なし…動かない
です。
簡単ですね!!
では、動くソはどこに向かって動くの??
見たままです!!
ドに向かって半音分、動くのです。
ソ「ド君に近づくよ、半音分だけね」って笑
ということで、ドーソ♭はドーソに比べて、
2音の距離はどうなりましたか??
「半音分、狭くなった」
ですね!!
イメージできてきましたか??
イラストのまま、答えればいいのです!!
では、もう少しやってみましょう、もう慣れますので笑
はい、今度はソに♯(シャープ)です!!
もう、このイラストも見飽きてきましたか??
♯(シャープ)は上矢印ですね!!
では、かいてみます、かいてみれば一発ですから。
はい、ということで…
- ソは矢印あり…動く
- ドは矢印なし…動かない
ソはどこに向かって動きますか??
見たままです!!
ドとは反対方向に半音分、動きますね!!
ドから遠ざかってっちゃいましたね。
離れたんです。
ド「ソ君、ちょっと置いてかないで〜」って感じでしょうか笑
と言うことで、ドーソ♯はドーソに比べて、
2音の距離は…
「半音分、広がった」
ですね!!
いかがですか??
とにかく、矢印をかいてそのままのイメージです!!
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2音に臨時記号がつく場合
では、ドーソばかりも飽きてしまうので…
ファーレいってみましょう。
まず、ファーレの音程は??
少し、復習してみます。
いつものやり方で…
口「ファ.ソ.ラ.シ.ド.レ」
指「1.2.3.4.5.6」
6度ですね!!
6度のグループは、長・短グループでしたよね。
判別表を使います。
注目すべきは半音でした。
この場合の半音とは…
この2人が注目でしたよね。
では、「ファ.ソ.ラ.シ.ド.レ」
お、シド君がいました。
ということで、半音の数は1つ!!
1つなので、判別表より「長」と分かります。
ファーレは長6度です^-^
「忘れちゃってた!!」と言う方はこちらをどうぞ♪
それでは…
これならどうでしょうか??
おぉ、どちらにも臨時記号がついてますね…
ですが!!
何もこわがる?必要はないです笑
焦る必要もなし!!
矢印かいちゃいましょう、かけば分かります^-^
これは、基本です!!
飽きたかもしれませんが…
♯(シャープ)は上矢印ですね。
「もうわかってるよ!!」でしょうか??
では、かき込みます。
はい、できました。
1つ1つ見ていきましょう^-^
- レは矢印あり…動く
- ファは矢印あり…動く
どちらにも矢印があるので、どちらも動くのですね。
では、どのように動くのでしょうか??
矢印通りでございます。
レは、ファと反対方向に半音分、動く。
ファは、レの方向に半音分、動く。
つまり、
ファ「やっとレ君に半音分、追いついたと思ったのに、彼は半音分、先に行ってしまった…」
と言う感じですね。
半音分、近づいたのに、半音分、離れたのです。
ということで、ファ♯ーレ♯は、ファーレに比べて、
2音の距離は…
「変わらない」
ですね!!
どうですか??
少しテクニカルな問題でしたね。
2音が同じ方向に同じだけ進んだので、
距離は狭くも広くもならなかったわけですね。
問題もあと少しです!!
いきましょう!!
ミードは、短6度ですが…
こうしたらどうでしょう??
ミ♭ード♯です。
はい、もう同じです、違うことなんてないのです!!笑
矢印をかいていきましょう。
- ドは矢印あり…動く
- ミは矢印あり…動く
ですね。
そして、この場合、お互いが半音分、反対方向に動くことがわかります。
離れて行っちゃいますね。
ケンカでもしたのでしょうか…??
半音ぶん離れた+半音ぶん離れた…
ということで、ミ♭ード♯はミードに比べて、
2音の距離は、
「全音分、広がった」
と言うことが分かります。
半音+半音=全音ですからね。
もう慣れてきましたよね!!^-^
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臨時記号ダブル系
それでは最後の問題です!!
ドーラは、長6度です。
そういえば、今回6度が多いですね!!
たまたまです笑
では、これならどうでしょう??
む、少し見慣れない感じですね!!
ドーラ♭♭です。
しかし、焦ることはありません!!
まずは、フラットが2つの確認をしていきましょう。
これですね、ダブル・フラットです!!
意味は、半音×2下がるとなっています。
♭が1つで、矢印が1つでした。
ということで、ダブルフラットは♭が2つなので、矢印も2つですね!!
2つかき込みます。
するとこうなりますね。
- ラは矢印あり…動く
- ドは矢印なし…動かない
ということで、
ラがドに向かって、(半音+半音=)全音分、近づくことになります。
つまり、ドーラ♭♭はドーラに比べて、
2音の距離は、
「全音分、狭くなった」
となります。
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矢印をかく理由
慣れるまでは、いや、慣れても矢印をかくと良いです。
1秒で終わりますから。
頭の中だけでやろうとすると、
矢印そのままではなく、印象そのままに距離を求めてしまうことがあります。
例えば、♯は半音上がりますよね。
この「上がる」だけが頭に残って、
上がる→距離広がる
と、答えをだしてしまうことがあるんです。
ですが、ド♯ーソは狭くなりましたよね。
ぼくは、これで何度か間違えました。
何度か間違えたので、矢印をかいた方がいいと思うのですが、
あくまでこれは、ぼくが経験して学んだことです。
みなさんも、1度かかずにやってみるのもアリかと思います^-^
間違えない方はすごいです!!
ですが、ぼく自身は、かいていくと思います。
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おわり
おつかれさまでした^-^
たくさん、問題を解きました!!
どうして、こんなにやったのかと言いますと、大事だからです。
この距離の変化が分からないと、先に進めないからです。
ですが、もう大丈夫だと思います。
少し長かったと思いますが、これにて距離変化を終わります!!
つづく!!
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