音程がわからない人へ⑥-1「臨時記号がついた音程の解き方」



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どうも、FightingDogです 🙂

今回は、音程(インターバル)の第6回目にいきたいと思います!!

前回の、「臨時記号がついた時の距離の変化」を理解していることが前提となります。

前回の記事はこちら♪

音程がわからない人へ⑤「♯、♭がついた時の判別」

2018年10月18日

それでは、早速やっていきます!!

「こちらの音程をこたえなさい。」

まぁ、こんな感じで問題はでてきます。
ド♯ーソの音程ですね。

で、これを解くために、3つの作業をします。

  1. 臨時記号をとる
  2. 距離の変化(前回の記事)
  3. イラストを使う

難しくないので、実際にやっていきましょう。


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 1.臨時記号をとる

では、まず1の臨時記号をとるからやっていきましょう。
めちゃくちゃ簡単です笑

臨時記号とは…

でしたね。
これをとります、つまり、消します

このようになります、簡単ですね!!
ドについている♯を消しただけ。

これで、とても見覚えのある2音になりました。

まずは、これを答えちゃいましょう!!

これは、完全5度ですね。

この、ドーソ→完全5度を「もとの音程」とします。

この、もとの音程を知ることが、問題を解くために重要になってきますので、
頭に入れておいてください^-^


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2.距離の変化(前回の記事)

もとの音程がわかったところで、前回の知識をつかって、距離の変化を求めます。

もとの音程「ドーソ」に比べ、今回の音程「ド♯ーソ」は、距離が…

「半音分せまくなっている」ことがわかりますよね。

「分からなかったよ…」という方はこちら♪

音程がわからない人へ⑤「♯、♭がついた時の判別」

2018年10月18日

ここまでわ分かれば、ゴールは近いです^-^


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3.イラストを使う

では、最後はイラストを使います。
これが、今回の記事の要です。

こちらが、皆さんに覚えていただきたいイラストです。

難しそうですか??
いえ、そんなことはありませんので、1つずつ見ていきましょう。

軽くイラストの説明から…
まず、ぱっと見て漢字がいっぱいで複雑そうなのですが、
よく見ると、どれもこれも見たことがあるものばかりだと思います。

きっと初めて目にするのは両サイドの…

重増重減ではないですか??
これは重増(じゅうぞう)、重減(じゅうげん)と読みます。
今は、読み方がわかればOKです!

あとの5つ、『完全』『長』『短』『増』『減』は今までにでてきましたよね。

で、このイラストの見方ですが、

■青丸→完全グループ(1.4.5.8)
■緑丸→長・短グループ(2.3.6.7)

となっております。

まずは、どちらを見るのか?ということですが、ここで大事になってくるのが、
最初の求めた、「もとの音程」です。

臨時記号をとった、もとの音程は完全5度でしたね。

ということで、イラストの青丸の完全グループを見るんです。

緑丸は長・短グループなので、赤線で消しておきました。

で、完全5度なので、イラストの『完全』のところに注目します。

FightingDog
イラストを使う時は必ず「もとの音程」に注目!!

そして、今回求めたいのは、ド♯ーソでしたよね。

距離ってドーソに比べてどうなっていましたっけ??

→半音分せまくなった

でしたよね!!

ということでイラストの上のところをご覧ください。

「せまくなった」と「ひろくなった」とありますよね。

今回は、半音分せまくなったので、イラストの「せまくなった」を見ると、
左矢印になっていることがわかります。

なってますね。

ということで、イラストの『完全』から左に1つ移動します。

すると…

『減』にたどり着きました。

ということで…

ド♯ーソは、減5度になります!!

これで、正解でございます!!
やったー!!

もとのドーソ→完全5度に対して、ドに♯がつくと減5度になるんですねぇ。
距離が半音分せまくなったので、減5度。
なんとなくイメージができますね。

いかがでしょうか??
記号をとる→距離を求める→イラストを使うことで、求めることができましたね!!

では、次行ってみましょう。
やり方に慣れてくださいね!!


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記号がどちらにつこうがやり方は同じ

「こちらの音程をこたえなさい。」

さぁ、いきましょう。
今回は、ソの方に♯がつきましたね。
しかし、やり方はさっきと同じですから安心していきましょう。

  1. 臨時記号をとる
  2. 距離の変化(前回の記事)
  3. イラストを使う

でしたよね。

1.臨時記号をとる

では、さっそく臨時記号とっちゃいましょう。
ソについている♯をとれば…

先ほどと同じ、ドーソになりましたね。
こちらの音程を答えます。

完全5度です。

これで、もとの音程がわかりました。
大事な大事なもとの音程です。

2.距離の変化(前回の記事)

では、距離の変化はどうなっていますか??

もとの音程「ドーソ」に比べ、今回の音程「ドーソ♯」は、距離が…

「半音分ひろくなっている」ことがわかりますよね!!

3.イラストを使う

はい、ではイラストをつかって答えを求めます。

今回は、もとの音程ドーソが、完全5度でした。

ということで…

完全グループであり、『完全』の位置に今いることがわかります。

で、ドーソ♯はもとの音程に比べ、距離が「ひろくなった」ので、
イラストの広くなったを見ると…

右矢印になっていることがわかります。

たしかに。

ということで…

『完全』から、右に移動すると…

『増』にいきつくわけですね!!

正解は、増5度ということになります。

こちらですね。

もとのドーソ→完全5度に対して、ソに♯がつくと増5度になるんですねぇ。
距離が半音分ひろくなったので、増5度。
なんとなくイメージができますね。

どうでしょうか、少し掴んできましたか??


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まとめ

長くなってきましたので、一旦ここで終わりますね。
あと数問、色々な問題を解くことで基本が完成します。

それを次回やりますね!! 😛

次の記事はこちら♪

音程がわからない人へ⑥-2「臨時記号がついた音程の解き方」

2019年2月17日

 

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ABOUTこの記事をかいた人

FightingDog

筆者:FightingDog 楽器:エレキ、アコースティック、ベース、DTM 過去:ギター講師(歴6年) 現在:YouTubeでギター動画をUPしております。2017年は、主に教則系の動画を沢山作っております。 近いうちにレッスン始めます。